「ISABEL MARANT(イザベル マラン)」は2025年3月、パリ・ファッションウィークで2025-26年秋冬コレクションを発表しました。
ブランドのアイコニックなコードとニュー・ウェーブスタイルのエッジを融合させています。シースルーのギピュールレース、黒のドットがちりばめられた白いレザーのアンクルブーツ、チェーンや安全ピンで作られたアーティザナルなアクセサリーをまといモデルがランウェイに登場しました。
反抗的なアティチュードをまとったテーラリングアイテムは、しっかりとした存在感を放ちます。ピンストライプのベストは赤いタータンチェックと組み合わせることでグランジ感を漂わせました。
オーバーサイズショルダーのタキシードジャケットは、繊細なレースのラッフルと合わせてマスキュリン×フェミニンなムードに。シアーなレイヤリング、ドレープ感のある生地、ランジェリーインスパイアのアイテムが並び、ボヘミアンのスピリットが漂います。イブニングドレーピングの優雅さ、細部への徹底的なこだわり、上質な素材のレイヤリングから生まれるクチュールの感覚が、これまで以上に表現されました。
レザージャケットのポケットに手を突っ込み、脚は花柄のフィッシュネットタイツに包まれたISABEL MARANTウーマンからは凜々しさやエナジーを感じ取れます。二面性、多様性、そして反骨精神。現代を生き抜くロールモデルのような存在感を放っています。