「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」2018年春夏東京コレクション

東京のユースカルチャーを背景とする、ストリートテイストが持ち味の「BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)」はグローバルに評価を高めつつある新興ブランドです。2018年春夏Amazon Fashion Week TOKYOでは、特別プログラム「AT TOKYO」の一環として東京コレクションに参加しました。

会場に選ばれたのは、東京・渋谷の松濤地区にある観世能楽堂の跡地。古典芸能の聖地的な場所に、現代のユースシーンを映すブランドのランウェイが出現し、時代と文化を強引めに交差させる「スーパーミックス」のトレンドを感じさせる、興味深い演出となりました。

来場者にあらかじめ耳栓が配られた後、うなるバイクの爆音でショーがスタート。バイクとローラースケートという、どちらも「転がる」系のカルチャーを写し込んだ、ドライブ感の高いコレクションが披露されました。

キーアイテムを担ったのは、スケーターのシンボル的なパーカ(フーディー)。ウインドブレーカー風の薄手アウターを羽織り重ねる、軽快なレイヤードを提案しています。ケミカルな質感と濃いめのネオンカラーが響き合って、ストリートシーンになじむ、元気な着映えに仕上がっています。

最も目を惹いたのは、引っ越し業者が段ボールに貼るような「取扱注意」の真っ赤な漢字ロゴ。Tシャツの真ん中にプリントしたり、ベルトに添えたりして、不敵なムードを醸し出しています。

ニット帽やキャップ、スニーカーといった、スケーターのお約束的な小物にもディテールでオリジナル感を注ぎ込んでいます。デニム生地のジップアップ・ジャケット、トラックパンツを仕立て直したようなロングスカートなど、目新しいカスタマイズを施したウエアも用意しました。

デザイナーの名前を伏せていることをはじめ、非公開の情報が多いというミステリアスな活動ぶりも手伝って、謎のクリエイター集団として関心が高まっています。東京ストリートから発した独自のヒップホップ感は装いにエナジーを呼び込んでいました。

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