「旅とVintage」をテーマに据える、鬼澤瑛菜氏、西野岳人氏のデュオデザイナーによるブランド「5-Knot（ファイブノット）」が2018年8月28日、2019年春夏コレクションを発表しました。様々な国を旅して出会った風景や街並み、文化などからインスピレーションを得て、創作に生かしている２人は今回、キューバの旅へ誘いました。
南国の民俗衣装を思わせる、薄手でゆったりしたマルチカラーの装いでショーはスタート。風をはらむボトムスはレインボーカラーに彩られています。ポジティブ色のプリントは、着ている人の気分まで明るくさせてくれそうです。
ボディを締めつけないシルエットが伸びやかで、自然な落ち感が備わっています。ビーチウエアの上に、薄い羽織り物を重ねる装いも提案。浜辺ルックを街中仕様にアレンジしてみせました。スキニーパンツやウエストバッグなど、スポーティーなアイテムとのミックスも試しています。
カラフルなストライプを配した大ぶりのビニール袋にもビーチ気分が漂います。ハットやヘアバンドが視線を引き上げ、じゃらじゃらのネックレスが南国ムードを呼び込んでいます。サスペンダー、厚底オープトゥ・サンダルなどの小物も着こなしのアクセントになっていました。
伸びやかなサマードレスを柱に据えつつ、セットアップや、スイムウエア、レザージャケットなど、多彩なアイテムを披露。奥行きの深いリゾートルックを提案しました。オレンジをキーカラーに、イエローやグリーンなど、ナチュラルテイストのチアフルな色を多用して、着姿にエナジーと解放感をまとわせています。
アメリカ西海岸のサーフブランド「Ocean Pacific（オーシャンパシフィック）」とコラボレート。スイムウエアをはじめ、海辺や陽光のムードになじむ、涼やかで軽快な装いに仕上げていました。
5-Knot
https://5-knot.jp/
