Andrea Pompilio(アンドレア・ポンピリオ)氏が手掛ける「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」の2019年春夏コレクションが2018年10月22日、早稲田大学大隈記念講堂で発表されました。大隈講堂という歴史的場所を選んだところにも老舗の日本ブランドらしさが感じられます。
舞台にはシルバーミラーが張ってあり、観客の姿が反射して映る仕掛けが目をひきます。暗闇のなかからモデルが登場。全身ブラックのモード系やネオンカラーのストリート風など、ジェンダーレスな装いが提案されました。
スパンコールのジャージールックはスポーティでありながら、あでやかさも帯びています。オーバーサイズのスウエットパーカに、ドラマティックなチュールスカートを引き合わせたハイブリッドなコーデも披露。今の気分が反映された、エネルギーを感じさせるコレクションでした。
ショーに続いて開催されたアフターパーティ会場のリーガロイヤルホテル東京に向かう途中の庭園では、ランウェイルックを着用したモデルたちのプレゼンテーションも催されました。早稲田大学のシンボル的な講堂と庭園を生かした、印象的なショー構成でした。
Onitsuka Tiger
https://www.onitsukatiger.com/