「tiit tokyo（ティート トウキョウ）」が2022年8月30日、2023年春夏コレクションを発表しました。国立競技場のトラック走路をランウェイに選びました。
ベージュ主体のヌーディカラーが大半で、過剰に飾り立てない装いを軸に据えました。シアー素材を組み入れて、透かしレイヤードで穏やかなセンシュアルを印象づけています。
ブラトップをはじめ、ボディにぴったりフィットしたスキンコンシャスなアイテムを多用。シアー素材やニットレースで、ほのかに素肌を透かし見せて、スポーティとフェミニンを交わらせました。
今回は「隠す、見せる」のさじ加減がこれまでにも増して巧み。髪をスッポリと覆う、バラクラバ風のヘッドピースは会場にふさわしいアクティブ感を引き出しています。一方、クロップド丈トップスでのチラ腹見せも繰り返し登場。生命感やみずみずしさを際立たせるウエアを提案しています。
色数を抑える半面で、アイテムの種類は多彩。流麗なトレンチコートや、フリルがたくさん施されたティアードスカート・セットアップ、キャミソールドレス、ニットアップなどが用意されました。
様々なバリエーションの素肌見せも織り込んで、穏やかなヌーディーを演出。どこかアンニュイなムードとクリーンな印象に導いています。
