「matohu(まとふ)」、2023年春夏コレクションを発表 「手のひらの旅」は島根県出雲市へ

「matohu(まとふ)」、2023年春夏コレクションを発表

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「matohu(まとふ)」、2023年春夏コレクションを発表

https://www.matohu.com/

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「matohu(まとふ)」、2023年春夏コレクションを発表

「matohu(まとふ)」2023年春夏コレクションを発表しました。「手のひらの旅 9 ~『雲出ずる国』」と題して、コレクションムービーとルック写真を公開しました。

旅を通して各地の風土や手仕事と出会い、現代に寄り添うデザインを提案する「手のひらの旅」シリーズの第9回。今回は島根県出雲市にフォーカス。いにしえの神々が集う出雲大社と、その地で受け継がれてきた様々な手仕事から、これからの時代に大切な人間の原点を問い直しています。

今回は染色法「筒描き(つつがき)」を取り入れています。筒描きとは、米粉の糊を筒に入れて紋様を描き、藍染をする古来の染色法です。

筒描きの魅力は、手描きならではの素朴で力強いラインと、模様の愛らしさです。その紋様には、幸せや健康を神様に願った人々の祈りが込められています。

長田染工場の長田匡央さんに、matohuが提案した新しい紋様を染めてもらいました。出雲の出西地域でしかとれない「出西生姜」の作り手や、親子3代の手染め手織りの工房「出西織」、民芸運動から生まれた窯元「出西窯」などの手仕事を丁寧に取り上げています。

23年春夏コレクションでは引き続き、作り手や風土、歴史がわかる服を提案しています。春夏にふさわしい、風の通り抜けるようなさわやかな素材感やシルエットが中心です。

大柄のモチーフをフリーハンドで筒描きした服はアートをまとうかのよう。伝統工芸を含むコレクションをコンテンポラリーに見せるために、それ以外のアイテムはアブストラクトでモダンな印象に。テキスタイルは筒描き静岡で織られた薄地のコットン地を筒描きで染めました。

長着は「しだれ柳」柄です。デザイナーが描いた下絵を元に、一葉一葉手描きで糊を置き20回藍染しています。

ドレスは「鉄線」柄です。柳と同じく鉄線(クレマチス)も縁起のよい吉祥文様とされてきました。生き生きとして生命力にあふれた鉄線になりました。

ブラウスは「松葉」柄です。手描きの愛らしい松葉ちらしに、小さな松ぼっくりが後身頃にひとつ転がっています。

本藍染徳島のすくもを使った本藍染(天然灰汁発酵建)に、今回も継続して取り組んでいます。特別な染め「むら雲絞り」のTシャツは、雲が沸き立つ国出雲のコレクションテーマにぴったりです。

銀線細工の松原智仁さんが「柳」のモチーフでシルバーアクセサリーを制作しました。動くたびに揺れてきらめきます。籐作家の関口洋子さんには籐細工のピアスやバングルを手作りで編んでもらい、それらを徳島の藍染作家、Saaiさんにグラデーションで本藍染してもらいました。

matohuでは製品・生地の在庫ロスをなくすため、パートナー・ショップ制度を設けて、オーダー会やオンラインショップでの完全受注生産を行っています。今シーズンは、東京、名古屋、静岡、大阪、岡山、和歌山、熊本、大分の9か所での開催を予定しています。

各地の伝統的な手仕事技を現代に生かす取り組みはオンリーワンの愛着を、アイテムにまとわせます。無駄を省いた受注生産のしくみをはじめとする、サステナビリティーを重んじたブランドポリシーも、着る人にプラウドな気持ちに導いてくれそうです。

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