23歳で自身のブランドを立ち上げ、2022年にランウェイデビューした若きデザイナーの大縫理央氏が手掛ける「D.Nart.Ampta(ディ・ナート・アンプタ)」が2023年3月13日、「Rakuten Fashion Week TOKYO」に初参加して、2023-24年秋冬コレクションのランウェイショーを開きました。
Un wind=「意図を解くようにリラックスして」という思いがテーマ。ゆるずるっとしたシルエットが印象的。現実と空想、モードとストリート、過去と現在をミックスしたようなムードを作品に落とし込んでいます。
クラシカルなチェック柄のテーラードジャケットや、真逆のリラックスしたボーダー柄アイテムなどをミックス。貴婦人風のジャケットは流れ落ちるようなドレーピングで、エフォートレスな雰囲気も漂います。足元は下駄でヌケ感を添えました。
「人と服の接ぎ目を無くし、国、環境、言語、価値観など様々な理由で分断されている社会を縫い合わせ仕立てる」というインクルージョン的なブランドのコンセプトが伝わってきます。