デンマーク発のブランド「Anne Sofie Madsen(アン ソフィー マドセン)」は「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」で2016-17年秋冬コレクションを発表しました。先のパリ・ファッションウイークで披露した内容に手を加えて再構成しています。
全体にデコラティブ(装飾的)なムードが濃くなっています。キーディテールはラッフル。首まわりや肩口、袖先などにたっぷりあしらって、ロマンティックな着姿に整えています。ペプラムもトップス裾にエレガンスを添えました。ロープのモチーフもネックレスやベルトに取り入れて、動きを出しています。
ファッションの世界で広がる「ハイブリッド」の手法を大胆に取り入れています。異なる柄や素材をミックスして、着姿を揺さぶる演出です。たとえば、ジャケットは左右で生地が全く別々。片側の身頃をはだけてみせたり、左肩だけにラッフルを躍らせたり。柄も風合いも異なる端切れ布をパッチワーク風にはぎ合わせています。ファーやレザーも質感の違いを際立たせるために用いました。
第2回「DHL EXPORTED」に選ばれて、東京デビューを果たしました。パリコレに参加している実力派の才能がこういった形で東コレにも加わるのは、日本のクリエイターにもいい意味で刺激となりそうです。
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“Mercedes Benz fashion week Tokyo 2016-17 A/W” Anne Sofie Madsen
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