「TAE ASHIDA(タエ アシダ)」は2026年3月19日、Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 Autumn/Winterで2026-27年秋冬コレクションを発表しました。テーマは「LOVE」です。
「愛」の多層性を、空間演出と素材の重なりやシルエットの対比によって表現しました。静かな始まりから徐々に緊張感を帯び、再び光へと向かう構成。抑制の効いた演出のなかで、服そのものの存在感が際立ちました。
モノトーンを軸に展開されました。奥行きを生む繊細な素材使いが重なり、豊かな表情を描き出します。ロマンティックなフリルチュールは軽やかな動きを生み、空気をはらむような柔らかさを演出。一方で、端正なテーラードジャケットは構築的なシルエットで身体のラインを引き締め、内に秘めた強さを引き出しています。
シフォンプリーツが揺らめくワンピースには、ファーのようにもフリンジのようにも見えるヘアリーなケープを重ね、立体的なシルエットを創出。さらに、シャープなジャケットに軽やかなチュールを合わせるなど、コントラストの効いたスタイリングに。相反する要素が共存することで、抑制と解放、静けさと動きといった感情が映し出されました。
ランウェイには来日中のトップモデルをはじめ、新井貴子さん、江原美希さん、福士リナさんらのトップモデルが登場。さらに、冨永章胤さんも前シーズンに続きランウェイに立ち、強い存在感を印象づけました。
今季は外部との協業を行わず、ブランドの核であるクチュール的思考とアトリエ技術にフォーカス。その姿勢からは、誠実な態度と確かな自信がうかがえます。素材の質感、仕立ての精緻さ、そして構築と流動のバランスを通して、内面に宿る感情を丁寧にすくい上げ、「愛」というテーマが送り出されました。
















