2017年、新年あけましておめでとうございます。
昨年(2016年)も多くの人にお世話になり、充実した1年を過ごすことができました。今年も感謝と笑顔を忘れず、ファッションの楽しさや魅力を様々な角度から発信していきたいと思います。ライフスタイルを含めたお手伝いもできればと考えております。自分のペースでひとつひとつの仕事に一生懸命、丁寧、誠実に取り組んでいくつもりです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末はタイのチョンブリー県内にあるPattaya(パタヤ)に初訪問。タイではいつもは山、内陸のほうに行っていたので、海側に行くのは初めてでした。アメリカ軍が保養地として開発したという歴史もあってか、アジアなのにハワイのようなムードがあります。温暖な気候を好んで様々な地域から外国人客がリゾートに訪れていて、どこか中南米っぽい雰囲気があり、ロシア系・中東系の人も多く、クロスカルチャーな場所でした。インド料理屋も目に付きました。
浜辺にデッキチェアがたくさん並べてあり、文字通りの「オン・ザ・ビーチ」で食事ができます。目の前5センチぐらいまで海水が打ち寄せる波打ち際でのタイ料理&ビールはスリリングな楽しさでした。海風が吹いているので、蒸し暑さはなく、マリンリゾート地らしい心地よさでした。タイ料理に関しては海に面しているという土地柄もあり、シーフードが充実。カニ、エビ、カキ、イカなどがおいしかったです。一方、田舎料理もたくさんあり、イサーン(東北地方)料理も楽しみました。施術者2人がかりで行う「4ハンズ」のタイ古式マッサージやエステで体をほぐしてもらって、のんびりと過ごしました。滞在した「Hilton Pattaya」ホテルのプールサイドは浜辺を見渡せる絶景スペース。海とつながって見える「インフィニティーエッジ」のプールならではの景色を堪能できる素敵な場所でした。
バンコクに移動しました。早起きしてRatchaburi(ラーチャブリー)県へ。ココナッツファームでココナッツのできるまでを拝見。そして、Damnoen Saduak(ダムヌンサドゥアック)では水上マーケットの船に乗りました。
さらに首長族さんに会いにいきました。本来はカレン族と呼ばれ、タイ北部の山岳部に住んでいるのですが、観光施設の中で15家族ほどが実際に暮らしている村風のエリアがあります。子どもからおばあちゃんまでいました。小さな女の子が私の首に輪っかをつけてくれて一緒にパチリ。人懐こくてかわいらしい女の子でした。女性は機織り機でストールを器用に編んでいます。ストールに合わせたメイクやヘア飾りなどの鮮やかな色がお似合いです。首だけでなく手首と足にもゴールドの輪っかをはめています。ご年配の女性の首の長さと小顔にびっくり。隣で私が並ぶと顔の大きさの違いがわかります(笑)。記念に付けさせてもらった輪っかはずっしり重たくて、これをずっと付けているとは、とあらためて驚きました、長年付けることが首長美人になる道のりなのですね。貴重な体験をすることができました。
バンコク市内では、ショッピングセンターなどをまわりました。16年5月にリニューアルしたショッピングセンター「サイアム・ディスカバリー」は「nendo」の佐藤オオキ氏がデザインを担当したことでも話題を集めました。今までのバンコクのショッピングセンターはウィメンズ主体のところが多かったのですが、こちらの売り場はメンズの品揃えが充実。日本ブランドのヨシオクボ、ファクトタム、ジョン ローレンス サリバンなどがそろっていました。デニムコーナーには「KOJIMA」の名前も。アパレル以外にガジェットやインテリア、フィギュアなど、男性受けしそうでいながら、女性も楽しめる売り場が用意されていて、館内全体がジェンダーレスなムードです。
先に亡くなったタイの王様、プミポン国王の顔写真がインスタグラムでコラージュされていたのも、センスとこだわりを感じさせる演出。似たような構造が少なくないタイの一般的な商業施設とは発想から異なる館内を回って、お仕事でも参考になりそうだなぁと感じるところがたくさんありました。別のショッピングセンター「EmQuartier(エムクオーティエ)」には、ウォーターガーデンという小滝がある人口庭園があります。森を思わせる贅沢な空間です。館内のユニクロではセールが始まっていましたが、国王がお亡くなりになったので黒のポップを出すという気配りをしていました。
プミポン国王をしのぶ気持ちは強く、街のいたるところに国王の写真(パタヤでも)が掲げられていました。弔意を示す黒い服を着た人も多かったです。新しい国王の写真も見られ、このまま安定してほしいと願いました。今回のバンコクで滞在したホテルはトンロー地区のMarriott(マリオット)。交通渋滞を避けるにはオススメの場所です。街中の移動も電車で行きやすいです。バンコクは大都会化が年々、加速しているのをさらに実感。毎年訪れているにもかかわらずです。半面、屋台が撤去され、少しさみしいところも感じます。その分、モダンタイ料理が増えて、東タイ・イサーン料理をモダンにアレンジした「EAT(EAT ALL THAI)」や、毎回足を運ぶ「nara」などで新たなお料理を堪能してきました。タイ料理の奥深さを感じました。
今回は7日間という長めのパタヤ&バンコク。気持ちリラックス&エナジー補充ができて最高の冬休みでした。
Hilton Pattaya
http://www3.hilton.com/en/hotels/thailand/hilton-pattaya-BKKHPHI/index.html
Bangkok Marriott Hotel Sukhumvit
http://www.marriott.com/hotels/maps/travel/bkkms-bangkok-marriott-hotel-sukhumvit/
~関連記事~
タイ「コラート→バンコク」でエナジーチャージ
https://riemiyata.com/travel/5068/
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