ロンドンから無事に帰国しました。
今回はロンドン・ファッションウィークの取材と遅めの夏休みを兼ねて行ってきました。ロンドンに着いた翌日は早朝からユーロスターに乗ってパリへ。パリに着いてまず向かったのはパリ装飾芸術美術館。デビューコレクションの発表から70周年を祝うエキシビション「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」を見てきました。こちらの写真は後日、アップします。
その後、今年いっぱいで閉店してしまうセレクトショップ「Colette(コレット)」に。2階が「sacai」一色になっていて感動。そして、ヴィンテージショップ巡りをしながら、セレクトショップ「merci」で休憩をしたり、お気に入りのレストラン「Les Cocottes」で食事をしたりと、パリ気分を満喫して、夜の列車でロンドンに戻りました。我ながら、ロンドン到着の翌日にこのスケジュールをよくこなしたなと(笑)。
滞在ホテルはCovent Garden(コベントガーデン)駅に近い「The Hospital Club(ホスピタルクラブ)」。名前が示す通り、もともと病院だった建物をリノベーションし、おしゃれアート系のホテルに。わずか1フロア、15室しかない貴重な宿泊スペース。あちこちにアート作品が置かれていて、五感をくすぐります。まるでデビッド・リンチ監督の映画に出てきそうなシュールで隠れ家的な空間。アーティストが宿泊したら想像力が高まりそう。ホテル内にはクラブもあり、ヒップな人達が夜な夜な来ていて、その雰囲気も楽しめました。しかも場所が良くて、移動に便利。ロンドン気分を満喫できる素敵なホテルでした。
食事もいろいろなところで楽しみました。
ブリティッシュモダン料理は洗練されていて、複雑な味付けが今のイギリスらしさを感じさせました。見た目も美しく、古い英国料理のイメージを覆すおいしさでした。おしゃれでモダンな英国料理をこちらの各レストランで満喫。
・The Ivy Market Grill
・Carousel-London
・Quo Vadis Soho Restaurants Central London
ワインバーでモダンイタリアンにトライしたり(日本の味噌で味付け)、中華街では小籠包や北京ダックをたべたり。また、NYのお気に入りレストラン「Balthazar」がホテルの近くにあったので行ってみました。珍しいところでは中東料理やバングラディシュ料理も体験。個人的には中東のファラフェルが気に入りました。日本でもたこ焼き感覚で食べたいな。
ヴィンテージ店が集まるブリック・レーンとカムデン・マーケットではショップ巡りを楽しみました。ファッションストアではブラウンズやリバティ、セルフリッジに行ったり、「H&M」の新ブランド「ARKET」を見たり。一流のテーラーが集まる通り、サヴィル・ロウを歩いたり。
ちょうど「ユニクロ(UNIQLO)」と「J.W.アンダーソン」とのコラボコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」のお披露目パーティーがあったので、そちらにも顔を出し、一足早くお買い物しました。デザイナーのジョナサン氏に会えて、記念撮影をしてもらいました。ありがとうございます。ちょうど、今回のロンドンコレでJ.W.アンダーソンのショーを拝見した後だったから、感激もひときわ。今回のコラボアイテムをさっそく着たいと思います。そして、柳井正社長も店内にいらっしゃり、さらにびっくり。厚かましくも一緒に並んで写真を撮らせていただきました(笑)。とても気さくでやさしくて、お人柄に感動しました(こちらの写真は公開NGなので、個人の宝物にします)。ありがとうございました。
テート・モダン美術館と「THE WORLD OF ANNA SUI」展にも行ってきました。テート・モダンは夜間開館プログラムをユニクロが支援しているそう。私はちょうどこの夜間に行ってきました。ユニクロさんに感謝です。テート・モダンと「THE WORLD OF ANNA SUI」展に関しては後日、個別にリポートします。