カナダ・トロントへの旅 都会と自然が共存 アクティブなのに癒やされる【前編】

カナダ・トロントへの旅

カナダ・トロントへの旅

トロント観光局からのプレスツアーで、2018年6月28日~7月3日に、カナダ最大の都市、トロントへ出掛けてきました。過去に2度、トロント・ファッションウイークの取材で訪れたことがあるので、今回で3回目の訪問となりますが、トロントを「観光地」として取材するのは、今回が初めて。暮らしやすさで知られ、治安のよいトロントはナイアガラ滝にも近く、観光スポットがたくさんあります。今回の「前編」と、続く「後編」の2回に分けて、トロントの魅力をご紹介していきます。

「前編」は主にアクティブに楽しむトロントについてご案内しましょう。まずは最大の観光名所と言えるナイアガラ滝からです。

 

カナダ・トロントへの旅

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◆降り注ぐ水のアドベンチャー「ナイアガラ滝」

トロント市街から「ナイアガラ滝(Niagara Falls)」までは割と近く、バスで1時間半ぐらいで着きます。現地に着いて驚くのは、音の大きさ。「大自然」という言葉が実感できる迫力です。

滝に向かうのは、観光遊覧船に乗って。この船が滝壺の近くまで寄るので、のみ込まれてしまいそうなスリリング体験を味わえます。アメリカ滝よりも幅の広いカナダ滝は落差56m、幅675mの壮大な景観。見渡す限りのすべてが「滝」という、これまで見たことのない景色に圧倒されます。

遊覧船に乗り込む際、雨ガッパを着るのですが、それでもずぶ濡れになります。ただ、濡れるのも何だか楽しくなってくるという、不思議な感覚。ただし、スマートフォンやカメラは水濡れに注意して。「一生に一度は見たい」というのは、使い古された表現ですが、ナイアガラはその言葉にふさわしい場所です。

 

カナダ・トロントへの旅

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◆「トロントアイランド」で心と身体をヒーリング

トロントは観光したいスポットの多い街です。トロント市民の憩いの場となっている「トロントアイランド(Toronto Island)」もその1つ。名前が示す通りの「島」です。トロントはカナダ最大の都市ですが、自然が身近で、島もあるのです。フェリーでわずか15分ほどで着く島です。

実はトロント市街の全景を写真に収めるのはなかなか大変です。とても背が高い「CNタワー(CN TOWER)」もあるので、撮影ポジションを見付けるのに苦労しますが、トロントアイランドに来れば、島から市街のCNタワーがきれいな全景写真で撮れます。お土産物屋さんで売っている絵はがきもこの島から撮った写真が多いようです。

島の中は緑が多く、ホリデー気分を味わうには格好の場所です。サイクリングやカヌーも楽しめます。レストランも多いから、丸1日、のんびり過ごしたくなります。

 

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◆気軽に参加できる街中フェス「トロント・ジャズフェスティバル」が心地よい

今回の訪問では、ちょうど「トロント・ジャズフェスティバル(Toronto Jazz Festival)」の開催日に当たっていて、街中でジャズの調べに浸るという、刺激的な体験もできました。トロントは文化的イベントが多い街でもあります。ジャズ以外にもアートや食べ物など、様々なジャンルのフェスティバルが催されていて、年中いつでも、何かの「お祭り」に出会えるほどです。

初夏恒例のジャズフェスは1987年に始まり、既に30回以上の歴史を持つ、市民に愛されているイベントです。約10日間にもわたって続くこのイベントを目当てにトロントを訪れる人も珍しくないそうです。18年は6月22日~7月1日に開催されました。

北米でも最大級の規模があるジャズイベントです。市内の50カ所ほどにジャズの演奏スペースが設けられ、街のあちこちからジャズの響きが聞こえてきます。しかもたくさんの演奏を無料で聴くことができるという、うれしいはからい。旅行者は海外で音楽チケットを手に入れる際に苦労しがちですが、ここではそんな心配も不要です。

公式サイト(torontojazz.com)を見れば、日時、場所、アーティストなどの検索条件で、お目当てのライブを探せます。レストランやジャズバー、大型コンサートホールといった、様々な会場でジャズに耳を傾けるのは愉快な体験。しかも通りに面して、特設の野外ステージもあり、街をそぞろ歩きしながらジャズに体ごと包まれるような気分も味わえます。

 

カナダ・トロントへの旅

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毎年7月1日はカナダの建国記念日にあたる「カナダデー(Canada Day)」です。カナダ各地でコンサートや花火などで建国を祝います。独立した1867年から数えて、18年は151年目。トロント市街では国旗柄の服を着た人や、メイプルリーフのフェイスペイントを施した人を見かけました。路上でバーベキューが振る舞われたり、大道芸が披露されたりと、街全体が盛り上がる日です。

目抜き通りのヤング・ストリート界隈は大勢の人が集まって、カナダデーのお祝いムードを感じられます。サックス・フィフスアベニューやノードストロームなどの百貨店が集まり、トロント・イートン・センター、ヨークデール・ショッピングモールなどのお買い物スポットも多いエリアだけに、トロント滞在中のお買い物にはうってつけです。

 

カナダ・トロントへの旅

トロント観光局(Tourism Toronto)
http://www.seetorontonow.com

「後編」は、街中アートやご当地フード、ショッピングなどを楽しめるスポットをご紹介します。

「カナダ・トロントへの旅 アートとオーガニック、インスタ映えも【後編】」も合わせてご覧ください。
https://riemiyata.com/travel/27279/

「シティリビングWeb Tokyo」にもリポートしましたおで、ご覧くださいませ。

【カナダ・トロント旅】身も心もオーガニック! 都会と自然が共存したオアシスへ
https://city.living.jp/?p=984052&preview=1&_ppp=7e193a72a3

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