2019-20年秋冬シーズンのパリ、ミラノコレクションでは、上流階級のムードや正統派の古典的エレガンスを押し出す傾向が強まりました。かつての「BCBG(パリの上流階級風)」を大人っぽく読み替えたような提案が目立ちます。
印象的なのは、クラス感と装飾性を高いレベルで両立させる試み。伝統的なコード(約束事)を重んじながら、ディテールや色・素材でオーソドックスを踏み越えていくアプローチが秋冬ルックに品格とゴージャス感をもたらします。
タイムレスな雰囲気やシーンを選ばない自在性が備わったおかげで、着こなしの自由度が一段と高まってきたように感じます。
【宮田理江のランウェイ解読 Vol.55】に寄稿しましたので、ご覧ください。
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2019-20年秋冬パリ&ミラノコレクション
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