2021年春夏東京コレクションでは、コロナ禍の直撃を受け、大半のショーがデジタルを選ぶ中、クリエイターは装う意味やよろこびをポジティブに謳い上げました。フィジカル(実際に来場者を招く形式)のショーはメンズが多かったが、メンズとウィメンズを合同で見せるジェンダーレスな提案が主流に。多様性の主張も強まりました。
気持ちを穏やかに整えたり、逆に華やかに盛り上げたりといった「ファッションパワー」を押し出しつつ、身を守ったり、ポリシーを語らせたりという「おしゃれ」の多面的な意義を印象づけていました。
アパレルウェブに寄稿しました。
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【宮田理江のランウェイ解読 Vol.69】「着るよろこび」を前面に 逆風に立ち向かうファッションパワー 2021年春夏東京コレクション
https://apparel-web.com/pickup/241052
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While most of the shows chose to go digital in direct response to the Corona disaster, the creators positively celebrated the meaning and joy of dressing.
Genderless proposals that showed men’s and women’s clothing together became mainstream. The assertion of diversity was also strengthened.