2016-17年秋冬ニューヨークコレクションでは、ショーそのものの見直しが大きな話題となりました。今のシーズンに着られる商品をショーで発表する「see now buy now」の動きが加速。6カ月ものタイムラグを嫌う意識が背景にありますが、ランウェイショーの欠点にもあらためて目が向けられ、プレゼンテーション(展示会)形式のショーが増えています。今回は、NYモードを代表する大御所ブランドもプレゼンテーションに切り替える中、それぞれに趣向を凝らした演出が試されていました。多様性を示す、独創的で踏み込んだ見せ方は、ランウエイを上回る説得力を持ち始めたようです。「buy now」が加速して発表タイミングが見直される中でも、さらに広がりそうな気配を感じさせます。
・MONCLER GRENOBLE(モンクレール グルノーブル)
・DIANE von FURSTENBERG (ダイアン フォン ファステンバーグ)
・THOM BROWNE. NEW YORK(トム ブラウン ニューヨーク)
・alice + olivia(アリス アンド オリビア)
・Kate Spade New York(ケイト・スペード ニューヨーク)
・Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)
・J.Crew(J.クルー)
・BANANA REPUBLIC(バナナ・リパブリック)
・A.P.C.(アー・ペー・セー)
・Scotch & Soda(スコッチ・アンド・ソーダ)
・O’2ND(オッズ・セカンド)
Fashionsnap.comに寄稿しました。
↓
すぐ買える、体験型、シーン提案…多様化するNYの「プレゼンテーション」<2016-17年秋冬レポート>
http://www.fashionsnap.com/inside/201617ny-presentation/
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「2016-17年秋冬NYコレクション」まとめ
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2016-17年秋冬NYコレクション~レビュー前編・中編・後編
https://riemiyata.com/work/5965/
「REBECCAMINKOFF」が起こした“ファッションショー革命”~「see-now-buy-now」~
http://www.apalog.com/riemiyata/archive/208
By winter New York Collection, reexamination of the show itself became the big center of attention in 2016-17 A/W. “See now Buy now” which releases in show the goods which can be worn in the present season accelerates.
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