マルテス・バトリ 展覧会「LOVEBUD」

1_23パリ在住アーティスト、マルテス・バトリ氏の展覧会が「hpgrp GALLERY 東京」にて開催されているので、一足早く行って来ました。ちょうど、マルテス・バトリさんとdestination NYのディレクターさんが来日され、会場にいらっしゃったのでご挨拶させて頂きました。そして「hpgrp GALLERY 東京」ディレクターの戸塚憲太郎さんに詳しく説明して頂きました。
2_21展覧会のタイトルは「Lovebud」。映画史に残る傑作「市民ケーン」のラストシーンでオーソン・ウェルズが演じた主人公が、死ぬ時に手に握っていた「rosebud(バラのつぼみ)」に由来しているそうです。

今回展示されていた作品は、マルテス・バトリ氏自身が世界中を旅することで感じたもう二度と体験することの無い瞬間を、「旅行者が建物や人々の写真を撮るように」作品として表現しています。それは、映画「市民ケーン」の中の瞬間の「rosebud」を、自己の作品たちの瞬間記録として「LOVEBUD」とリンクさせたということです。

3_21「女性の脚ナイフ」や「ピストル型エッフェル塔」、「過去にNYの31stに実際に居た娼婦」の陶器の彫刻作品をはじめ、実際に旅をして出会ったものを追求して作品に落としこんでいます。お皿の上に乗っかった麺は、よく見ると「New York」となっていたり、ウィット&ユーモアあふれる作品が多く、楽しい気持ちになります。

また、国内では未発表の大型ペインティングのNYの街風景も展示されています。ポップアートのように重なり合った色使いは表情豊かで、必見です☆

MARTES BATHORI(マルテス・バトリ)
「LOVEBUD」
2007年6月10日(日)まで
hpgrp GALLERY 東京
東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO 3F
http://www.hpfrance.com/Art/

※「市民ケーン」の主人公の実際のモデルは、アメリカの新聞業界に力を持つ、ハースト一族のウィリアム・R・ハースト氏です。そのハースト一族出身が、今最も輝いているソーシャライツ兼モデルのリディア・ハーストなのです♪

リディア・ハーストが5月25日(金)プーマ ブラック ストア トウキョウに来日!
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20070430A/index3.htm

Go to top