来週から始まる2009-2010年秋冬NYコレクションに先駆け、昨夜、「HIROKO KOSHINO」の2009-2010 秋冬東京コレクションが発表されました。
さすがに大御所デザイナーらしく、来場者は大物が最前列にズラリ。会場内も迫力満点[E:shine]。
テーマは「超えて還る、ジャポニズムへ ~不失花(うせざるはな)~」。時代を超えても尽きない魅力の「失さざる花」をモチーフに据えました。
キモノライクなドレスをはじめ、コート、スーツなど、ほとんどすべてのアイテムに、帯のようなベルトでウエストマーク。メタリックなレザーのように見えたベルトは、着物の帯のように後ろがリボン風やバッスルのようにも見え、表情が豊か。折り紙のようなカッティングや、タスキのようなトップスなども、モダンにひねったジャポニズムを感じさせ、貫禄たっぷりのショーでした[E:crown]。ベルベットの使い方も美しく、流麗な動きに目を奪われました。