日本の歴史的美意識を重んじるブランド「matohu(まとふ)」の
表参道店がオープン1周年を迎え、特別イベントが開催されています[E:crown]。
金魚絵師で現代美術作家の深堀隆介氏をゲストに迎えた
個展「天魚の羽衣(てんぎょのはごろも)」です。
深堀氏の作品を初めて拝見したのですが、これが凄い[E:shine]
海外でも評価の高い深堀氏が描き続ける
偏愛のモチーフは「金魚」[E:pisces]。
様々な金魚の姿を特殊なアクリル樹脂に何層も重ねて描き、
桶や水の中で「遊ばせる」作品は、まるで本物の金魚が
泳いでいるかのようなリアル感があってビックリしました[E:heart]。
最初は金魚の剥製かと思ったほどです。
絵筆1本でこの金魚を手書きしているそう。
でも、本物の金魚とはちょっと違った架空の金魚もいて、
会場内には不思議でリリカルな雰囲気が漂っていました。
シルクシフォンに描かれた金魚が店内に飾られ、
金魚が空中を泳いでいるかのような演出も
「matohu」の作品と素敵に融け合っていました。
「matohu」さんのおかげで、
こんな素敵なアーティストを知ることができました。
堀畑さん、関口さん、ありがとうございました[E:heart02]。
深堀氏はグローバルに人気がある美術作家で、
『金魚養画場』(文芸社)という画集も出版されています。
美術を諦めかけていたある日、飼っていた金魚の姿に
天啓を授かり、「金魚絵師」という新しい表現へ。
ご本人はこの出来事を「金魚救い」と呼んでいます。
ユーチューブで作品づくりの様子も見られますよ[E:flair]
↓
表参道店では、このスペシャルイベントと同時に
2012-13秋冬シーズンの素敵なコレクションが店頭に並びました[E:ribbon]
格式高い正統なものを、普通のありふれたものに崩していく
日本固有の美学を装いに映し出した「やつし」がテーマ。
「matohu」の秋冬最新コレクションを借景に、
深堀氏の作品世界に浸れるこの展覧会は、
和の風情あふれるコラボレーション展です。
金魚のみずみずしい姿が涼をもたらす、
暑い夏にうってつけの本展は
2012年7月30日(月)まで開催されています[E:aquarius]。
深堀隆介×matohu
「天魚の羽衣」展
2012年7月13日(金)~30日(月)
matohu表参道本店
渋谷区神宮前5-9-25 1F
http://www.matohu.com/
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