「SPACE FOR YOUR FUTURE」―アートとデザインの遺伝子を組み替える

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東京・木場の東京都現代美術館(MOT)にて、「SPACE FOR YOUR FUTURE – アートとデザインの遺伝子を組み替える」が開催されているので行って来ました。建築、デザイン、ファッション、アートのクリエーターが、自由な発想で新しいものを作り出し、発表しています。難しく考えてみるのではなく、感覚で楽しめる作品が多く、現代アートの楽しさを再発見出来ると思います。

●3D効果で魅せる薔薇のようなお花がファンタスティックな、アーキテクチャー。
●金沢21世紀美術館をデザインしたことでも有名な、建築家の妹島和世氏と西沢立衛両氏による建築ユニット「SANAA」が手がけたフラワーハウス。
●エルネスト・ネトが手がけるふわふわソフトスカルプチャーのクッションで出来た生き物のような物体は、人間の体を包み込んで新しい生き物になったかのような錯覚に。実際着て楽しめます。(私も着てみました☆)
●ジュエリー作家の嶺脇美貴子氏が手がけるネックレスのパーツは、ガチャポン容器、ライター、水鉄砲など昔懐かしいおもちゃたちをつなぎ合わせました。
●コレクションでも話題になった、フセイン・チャラヤンの「流れる水のドレス」は、レーザードレス。ドレスの中から発せられたレーザーがスワロフスキーを通り、ドレスを自ら発行しているように見せかけています。作品行程も映像で流れています。
●タナカノリユキ氏が手がける沢尻エリカさんの百変化=100 Erikas。CGをいっさい使わず、全て実写で写した作品だそうです。
●植原亮輔氏と渡邊良重氏が手がける古本のページに蝶々の絵を輪郭に沿って切り抜いた作品。本を開くと蝶が羽を広げているように見えます。
●蜷川実花さんが手がける造花と金魚をモチーフにした写真が部屋いっぱい埋め尽くしています。ピンボケさせたような写真の撮り方で魅せる独特な蜷川カラーの赤が冴えます。

そのほかにもたくさんあります。全部で13カ国の34クリエーターたちが様々な作品を発表しているので、見所満載です☆

東京都現代美術館(MOT)
http://www.mot-art-museum.jp/

「SPACE FOR YOUR FUTURE」―アートとデザインの遺伝子を組み替える
2008年1月20日(日)まで
http://www.sfyf.jp/

Hpまた、嶺脇美貴子氏の作品が「アッシュ・ペー・フランス ウィンドウギャラリー/丸の内」でも特別展示されています。こちらは、Juana de Arcoが材料協力。Juana de Arcoのショップ取材の記事をぜひご覧下さい☆

http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20071021A/index3.htm#P3

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