「SEVESKIG / (un)decided(セヴシグ / アンディサイデッド)」の2025年春夏コレクションが2024年7月5日、国立競技場 大型車駐車場で発表されました。
The Beatlesの楽曲「Lucy In the Sky with diamonds」をテーマに、エチオピアで発見された古代人類「ルーシー」をインスピレーション源とし、人類の起源と進化をイメージしています。
会場内ではライブの歌とともにモデルが登場。幻想的なビジュアルと鮮やかな色彩が際立つなか、1967年のサイケデリックなムードを現代に昇華させました。
「(un)decided(アンディサイデッド)」はいつもより大人感漂う肌見せスタイリングを披露。オリジナルの縦カットジャカードや花柄のシースルーカットジャカード、塩縮手法を使って描いた花柄、色とりどりの花柄刺繍をちりばめてフェミニンとヘルシーが交差するようなムードです。
SEVESKIGは、ジョンレノンの息子、ジュリアンが描いた「Lucy in the Sky with Diamonds」のPVから着想を得たサイケデリックなカラーリングを取り入れています。鈍く光るオリジナルシルクウール素材や淡いイメージをオンブレーチェックで表現。
自由な発想でレザーアイテムなどにハンドペインティングされた「RIDAWO」のアートピースや、カラフルな古着のパッチワークを「AVANI」とのコラボレーションで用いました。また、ピーター・マックスがデザインしたモーターサイクルアイテムのオマージュなどを組み合わせ、今期のキーワードでもある「NEO ヒッピースタイル」をコレクション全体に落とし込んでいます。
60~70年代のサイケデリックやヒッピーは、人々が平和や自由を求める意識を強めた時期であり、現代にも通じるところがあります。今風にアップデートやひねりが加えられたネオヒッピーは25年春夏に新たなムーブメントを起こす可能性を秘めています。