2025年（第43回）毎日ファッション大賞（毎日新聞社主催、経済産業省後援）の受賞者が発表されました。大賞には「AURALEE（オーラリー）」のデザイナー、岩井良太氏が選ばれました。
ブランド設立から10年を迎えたオーラリー。良質な素材選びと丁寧な縫製にこだわり、エイジレスかつジェンダーレスなクリエーションを展開してきました。そのスタイルは現代の価値観に寄り添い、国内外で高く評価されるとともに、グローバルにファン層を広げています。
新人賞・資生堂奨励賞に選出されたのは、「FETICO（フェティコ）」の舟山瑛美氏です。長らく業界に貢献した人や団体に贈られる鯨岡阿美子賞には糸編代表取締役でファッションキュレーターの宮浦晋哉氏が選ばれました。話題賞にはYKKの「YKKファスニングアワード」、選考委員特別賞には「mina perhonen（ミナペルホネン）」デザイナーの皆川明氏が選ばれました。
「毎日ファッション大賞」（毎日新聞社主催、経済産業省後援）は、毎日新聞の創刊110年を記念して1982年に創設されました。こうした本格的なファッションアワードが40年以上も続いているのは、ファッションに携わる者として誇らしく感じます。受賞者のみなさま、あらためておめでとうございました。
本年度も日本のファッション界をけん引する才能と、ファッション文化・産業を支え続ける取り組みに光が当てられました。多彩な才能と長年の功績にスポットが当たった今回の発表。受賞者インタビューを含む特集記事は、10月中旬の毎日新聞朝刊に掲載される予定です。
毎日ファッション大賞
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毎日新聞ニュースサイト
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