「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」は2026年2月26日、ミラノ・ファッションウィークで2026-27年秋冬コレクションをランウェイ形式で発表しました。
テーマは「間の美学」です。「間」とは、日本文化に根差した概念。空間や時間の中で二つの要素のあいだに存在する意味を持った余白を指します。それは単なる欠如ではなく、構造的な余白であり、能動的な緊張感を内包するものです。今回のコレクションでは、特別な瞬間と日常のあいだに生まれる美しさを、ファッションを通して表現しています。
ランウェイではフォーマル、カジュアル、ワーク、スポーツといった異なるカテゴリーを融合させた斬新なスタイリングが披露されました。ボーダードレスにヘリンボーンのオーバーサイズフーディーを重ねたルックや、アップルグリーンのプリーツドレスにボアボンディングのショートベストを合わせた装いが登場。軽やかなチェックブラウスにフェザーのように揺れるミディスカートを組み合わせたスタイルなど、異素材や色彩のコントラストを披露しました。
フットウエアではブランドの象徴的モデル「MEXICO 66」の誕生60周年を記念し、スリムでフラットなフォルムへと再解釈した「MEXICO 66 SQUARE」がデビュー。リザード柄やフローラルプリントなど多彩なバリエーションを展開します。さらに、ポインテッドトゥのバックストラップヒールや、マウンテンブーツをモダンに昇華したモデルもラインアップに加わりました。
日常と特別な瞬間のあいだに広がる、新たなスタイルの可能性を感じさせるコレクションです。伝統的な日本の美意識を現代的に再解釈し、世界へ向けて発信することで、ブランドの魅力を改めて印象づけました。











