「空気をまとい素肌に寄り添う 未来のための日常着」をキーワードに掲げたブランド「AUREME(オーレム)」が2026年4月21日、科学技術館でデビューコレクション(2026-27年秋冬)を発表しました。クリエイティブディレクターは櫛部美佐子氏。ブランド名は、AURA(気配)とME(自分)を掛け合わせた造語です。
「FUNCTION」「DAILY USE」「COMFORTABLE」の3軸で構成されています。高機能アウターに日常的なカットソーを合わせたり、リラックス感のあるニットに構築的なボトムスを組み合わせたりと、カテゴリーをまたぐことで着こなしに奥行きをもたらしています。スペックを前面に押し出すのではなく、レイヤードによって表情を与えるスタイリングのアプローチが際立っていました。
シルエットにも特徴があります。身体のラインをなぞるのではなく、空気をはらむように設計されたフォルムは、動くたびに表情を変え、軽やかな存在感を放ちます。ジェンダーに縛られないニュートラルなシルエットでありながら、どこか優雅さを帯びるのは、素材選びとパターンの好バランスゆえ。機能性をベースにしながらも、あくまで「装う楽しさ」を提案している点が印象的でした。
環境が大きく変化していくこれからの時代において、「何を着るか」は「どう生きるか」と一段とつながっていきそう。日常のおしゃれに新たな視点をもたらしてくれるブランドの誕生です。













