京都で写真家・奈良原一高氏の「禅」展覧会 「LOEWE(ロエベ)財団」がサポート

©︎ Narahara Ikko Archives

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京都で写真家・奈良原一高氏の「禅」展覧会 「LOEWE(ロエベ)財団」がサポート

「LOEWE(ロエベ)財団」は2022年4月9日から始まる「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」のプログラムとして、建仁寺の塔頭、両足院(京都市)で写真家・奈良原一高氏の「禅」シリーズを紹介し、展示をサポートします。

奈良原氏は変わりゆく日本の表情や伝統を新鮮なまなざしで記録。田中一光デザインの写真集『JAPANESQUE(ジャパネスク)』(毎日新聞社刊)にまとめられました。

『JAPANESQUE』は8つのサブシリーズで構成されています。その1つである「禅」は、具象や抽象の概念を超えた強さのある彼の特徴が現れた写真作品。曹洞宗の総本山總持寺の僧侶たちの静謐さと厳粛さの両方を、謎めいたモノクロームの中に記録しています。

10回目を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の2022年のテーマは「ONE」。「一即(すなわち)十」という仏教の思想から着想を得て、両足院を舞台にこの特別な展覧会を開催します。

会場では2面がふさがれていない角柱に作品を設置。視点を変えると作品が消え、その先の庭に溶け込むように見える展示デザイン。見えない瞬間を設けることによって、「心の目」を作動させ、出逢い方を鑑賞者に委ねています。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2022」は、2022年4月9日から5月8日まで、京都市内の様々な会場で開催されます。奈良原作品をはじめ、優れた写真作品と、趣の深いシチュエーションで出合える貴重な機会となりそうです。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022
https://www.kyotographie.jp/

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