映画『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞を４部門も受賞したウェス・アンダーソン監督の新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が日本で2022年1月28日（金）に公開されます。予告映像も公式YouTubeで公開されました。2021年10月30日（土）～11月8日（月）の第34回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品されました。
アンダーソン監督の第10作となります。20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部が舞台。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちは、それぞれの得意分野に深く斬り込んだ記事で人気を得ています。
ところが、編集長（ビル・マーレイ）が仕事中に急死。遺言によって廃刊が決まってしまいました。映画全体の構成は最終号に向けた編集部の日々。実際のメインスートーリーは４本の記事の中身。それぞれの書き手たちがつづった、毛色の異なる記事がオムニバス物語形式で映画の柱になっています。
オーウェン・ウィルソン、ティルダ・スウィントン、そしてフランシス・マクドーマンドが同誌の書き手として登場。各ストーリーにもティモシー・シャラメ、シアーシャ・ローナン、そしてベニチオ・デル・トロといった豪華キャスト陣がそろいました。クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ノートンといった名優もちょっとだけ顔を出しています。どこで登場するのかわくわくしながら観るのも楽しさのひとつ。
アンダーソン監督ならではの色調やたたずまいは健在。『グランド・ブダペスト・ホテル』にも通じる、ほのぼのとしていながら、ウィット感たっぷりの演出は期待を裏切りません。細部にまで目配りを利かせたグッドセンスな映像が五感をくすぐります。
異なる世代の名優たちの演技とファッションにも注目。映画が戻ってきたよろこびを実感できる作品です。2021年１月公開前にまずはYouTubeの予告映像を、ぜひチェックしてみてください。
■監督・脚本：ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダペスト・ホテル』(1４)、『犬ヶ島』(1８)
■キャスト：ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、
レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、ティモシー・シャラメ、リナ・クードリ、
ジェフリー・ライト、マチュー・アマルリック、スティーブ・パーク、ビル・マーレイ、
オーウェン・ウィルソン、クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ノートン、
ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストンほか
■全米公開：10月22日
■配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
■コピーライト：（c）2021 20th Century Studios. All rights reserved.
■公式サイト：https://searchlightpictures.jp
■公式Facebook：https://www.facebook.com/SearchlightJPN/
■公式Twitter：https://twitter.com/SsearchlightJPN
■公式Instagram：https://www.instagram.com/SearchlightJPN/
