©Artwork by Dean Chooch Landry; Photograph by Thomas Lau
©Joshua Jordan
©Left Lesley Unruh, Right top: Thomas Lau, Right bottom: Courtesy of Anna Sui Archive
©Art by Hiroshi Tanabe; Photographs by Thomas Lau
©Sofia Sanchez and Mauro Mongiello
©Left : Artwork by LeRoy “King of Art”; Photographs by Thomas Lau, Right: Photograph by Lesley Unruh
「The World of Anna Sui」日本語版より
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ニューヨークのデザイナー、Anna Sui（アナ・スイ）氏のクリエーションを700点以上の写真で振り返ったビジュアルブック『The World of Anna Sui』の日本語版（価格は5400円、税別）が2017年９月下旬に国内で発売されます。出版社は東京美術です。
ヴィンテージを愛し、ロック音楽をよりどころとするアナは、ぶれないスタンスでNYモードの中心人物であり続けています。本書は彼女の長年にわたるキャリアを網羅。13のファッションテーマに沿って仕事ぶりを紹介しています。
13のテーマはモッズ、パンク、グランジ、ロックスター、ヒッピー、スクールガール、アメリカーナ、サーファー、ノマド、ビクトリアン、レトロ、アンドロジニー、フェアリーテール。いずれもアナの創作において柱となっているテーマです。
アナの作品には、あくまでも彼女自身が好むテイストや関心事が反映されています。シーズンごとにテーマや方向性が大きく変わる例が珍しくないモード界にあって、アナの軸の安定感は異例とも言えるほどです。
イメージソースを大きな１枚の板にまとめたムードボードをはじめ、スケッチ、生地サンプル、ランウェイ写真、広告など、たくさんの写真が本書には収められています。アナの自宅内部を撮った貴重な写真も含まれています。著者のティム・ブランクス氏はロンドン在住のファッションジャーナリストです。
日本語版では超高精細印刷を採用し、英語版では表現しきれなかった、製品の色や微細なディテールを再現しているそうです。ナオミ・キャンベルによる前書きや、アナが語る生い立ち・インスピレーション源なども用意されていて、読み物としても楽しめます。
