「GIVENCHY(ジバンシィ)」の新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズ氏

「GIVENCHY(ジバンシィ)」の新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズ氏

「GIVENCHY(ジバンシィ)」の新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズ氏

「GIVENCHY(ジバンシィ)」は新クリエイティブ・ディレクターを発表しました。マシュー・M・ウィリアムズ氏が2020年6月16日付けで就任します。退任したクレア・ワイト・ケラー氏の後任。ウィリアムズ氏はメンズとウィメンズ両方のコレクションのクリエイティブ責任者となります。

シドニー・トレダノLVMHファッション・グループ会長兼CEOは「マシュー・M・ウィリアムズがLVMHグループに加わることをうれしく思います。私たちは彼のLVMHプライズ参加以降、その類まれな才能を開花させていく姿を喜びを持って見守ってきました」と歓迎のコメントを発表。ルノー・ド・レスカンGIVENCHY社長兼CEOも「デザインやクリエイティビティにおける彼の堂々としたアプローチと、メゾンの優れたアトリエや各部との素晴らしい連携によって、マシュー・M・ウィリアムズはジバンシィの可能性を最大限に高めてくれると確信しています」と述べました。

ウィリアムズ氏は「モダニティとインクルーシビティによってもたらされる新しい時代に向かって、アトリエや各部のチームと共に取り組んで行けることを楽しみにしています。世界が前例のない時代に直面する今、私はポジティブな変化に貢献できるよう、仲間たちと共に希望のメッセージを送りたいと思います」と語りました。

34歳のウィリアムズ氏はアメリカ・カリフォルニア州のピズモビーチで育ちました。独学でファッションデザインを学び、2015年秋冬、自身の娘の名前を冠したウィメンズウェアブランド「アリクス」をスタート。LVMHプライズ・ヤング・ファッション・デザイナーズの最終選考に残りました。以降ブランドは「1017Alyx9SM」と名前を変えました。シグニチャーであるローラーコースター・バックルでも有名です。

これまでアレキサンダー・マックイーンやリカルド・ティッシなどの才能を迎え入れてきたジバンシィ。ウィリアムズ氏はレディー・ガガやカニエ・ウェストのクリエイティブディレクターを務めた経験もあるだけに、新たな表現に期待が集まりそうです。

GIVENCHY

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