「VERSACE（ヴェルサーチェ）」は2022年ホリデーキャンペーンを実施します。今回のキャンペーンは、ブランドのルーツともいえる演劇や芸術の世界が舞台。1987年と92年にジャンニ・ヴェルサーチェが制作した書籍『Versace Teatro（ヴェルサーチェ劇場）』に着想を得ています。2022年ホリデーキャンペーンは2022年11月1日に公開されました。
ヴェルサーチェは広告キャンペーンに、イギリス人ファッションモデル、リリー・マクメナミーを初めて起用します。リリーは、1990年代半ばにヴェルサーチェの顔として活躍したスーパーモデル、クリステン・マクメナミーの娘で、今回のキャンペーン動画の主役として登場します。
ふんわり揺れるシフォンドレスに身を包み劇場に駆けつける途中、ヴェルサーチェをまとった美しい、そしてときに奇抜な仲間たちに出会います。そこにはモデルのキット・バトラー、ソラ・チョイ、ミラ・ヴァン・イーテンの顔ぶれも。アメリカのドラァグクイーンのゴットミックが登場する一場面もあります。
着想源になった2冊の本には、ジャンニが綴ったエッセイをはじめ、彼が手掛けた衣装や舞台デザインのスケッチが収められていて、演劇に向けた彼の長年の情熱と仕事ぶりがうかがえます。
ヴェルサーチェはこのキャンペーンで、この「Versace Teatro」の2冊を出版したフランコ・マリア・リッチ社ともコラボレーションを行っています。本に掲載されたグラフィックを基にしたポスターも新たに制作しており、そのポスターはキャンペーン動画に映し出されています。
写真は、ビヨンセの新作アルバム「Renaissance（ルネッサンス）」を手掛けるなど、ファッションと文化芸術の世界で活躍するフォトグラファー、カーライジン・ジェイコブスが手掛けました。その画像には、演劇的な豪華さときらびやかな臨場感を併せ持つホリデーコレクションの魅力が見事に映し出されています。
メドゥーサをあしらったニットウェアは、ギフトに最適なアイテムのラインナップの一つで、他にもテーラードスタイルのセパレーツや、ヴェルサーチェオールオーバーモチーフにクリスタルをあしらったスタイルなどもあり、ホリデーシーズンに華やかさを添えます。グレカ ゴッデス バッグとオディッセア スニーカーは、デザインと色が調和したまさにドラマチックな雰囲気を醸し出しています。
ブランドの世界を感じ取れるキャンペーンはホリデーコレクションの魅力を伝えてくれます。1年で最も華やぐ時期に、おしゃれマインドまで盛り上げてもらえそうです。
