イタリア生まれのコンテンポラリーファッションブランド「MAX&Co.(マックス アンド コー)」は2021-22年秋冬コレクションを発表しました。ミュージックアイコンとスーパースターからインスピレーションを得ました。ミューズはマリアンヌ・フェイスフル。1960年代のシンガーのボヘミアンルックが主役です。
1966年、伝説のパーティに出席したマリアンヌ・フェイスフルとミック・ジャガー。60sのロンドン。モッズに影響されたグラフィカルで大胆なファッションスタイルがテーマです。
コントラストがポイントの今シーズンは、60年代と90年代、ソフトボヘミアンとタフでラグジュアリーなロック、グラマーとグランジ、心地よさとクールさ、フェミニンとマスキュリンなど相反するもののミックスで、ドレスコードなどない、自由奔放なスタイル。夜にスニーカーを履いて、日中にはドレスを着る。好きなように着るアティテュードを提案しています。
ストリートファッションの発祥地だった60年代のスウィンギング・ロンドンに注目。主役はグラフィックプリント。ブラック、ホワイト、パンチの効いた赤のチェックが、ダブルのコートやスタリッシュなスーツに使われています。チェックのバケットハットやテキサススタイルのアンクルブーツもルックのキーピースです。
マリアンヌの「ボーホーロマンチック」とコートニーの「グランジグラマー」という正反対な二人のスタイルのコントラストが、完璧なハーモニーを奏でます。クルエルティーフリーのリバーシブルシアリングコートがコレクションの代表アイテムです。プリントドレスとニーハイブーツの上に重ねてボーホーシックに、またはモンゴリアンファーを全面に出してトレンドスタイルにと、2つの着こなしが可能です。
円形の金具とカットのディテールが特徴のルナバッグは3サイズで展開。素材はスムースまたはリザードプリント、色はブラック、ブラウン、タン(キャメル)、パステルグリーン、レッド、オールドローズ(ピンク)が用意されました。
60年代のレトロ感と、当時のスウィンギング気分がこなれた着映えに導いてくれます。ソフトボヘミアンやグランジなどのムードが融け合って、自在に着こなしやすそうなコレクションです。
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