© Courtesy of Burberry
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「BURBERRY（バーバリー）」は2022年9月26日、2023年春夏コレクションを発表しました。社会の多様性が出会う場所としてのイギリスの「ビーチ」からインスピレーションを受けた、メンズ・ウィメンズ合同のコレクションです。
ビーチは出会いや自然、コミュニティ、多様性などを象徴する場所です。今回のコレクションでは、若さと経験、親密さと公共性、素朴さと洗練さなどの「英国らしさ」を探求。新たなセンシュアリティともいえる、身体への意識を掘り下げました。
装飾性と機能性が交錯する中で、メンズとウィメンズのアウトフィットがセンシュアリティと感性の概念を結びつけています。バーバリーのトレンチコートは常にインスピレーションの源です。ウォッシュ加工を施したギャバジンをスカートとジャケットに使用し、背面にはゆるくギャザーを入れています。
メンズとウィメンズのスリーブレスのデザインからは夏らしさを感じ取ることができます。レザーのアイテムにはバイカージャケットとの融合を試みることで、互いのディテールを取り入れています。
レイヤリングが基本となり、刺繍が施されたチュールのキャットスーツやフィッシュネットドレスで覆われたボディは、輪郭を描く土台となります。カットアウトのディテールが施されました。さまざまなパターン、カラー、サイズのレースがふんだんに使用され、魅惑的でセンシュアルな印象をもたらしています。ランジェリーの魅力は強調され、アウターに合わせたり、精密なテーラリングに取り入れられたりすることで、プレイフルなリベレーションを演出しています。
シーサイドからインスパイアされたディテールを大胆に膨らませ、子どもの頃にあそんだ水遊び用のおもちゃや浮き輪などを連想させる遊び心に想いをはせます。バーバリーでは定番の双対性とコントラストが刺激となっています。無邪気な遊び心が最も洗練された技術と組み合わせられ、エレガントなベルベットのイブニングガウンのシリーズが作り上げられています。テクニカルベルベットにふんわりとしたパッドを入れたプロポーションで、理想的なスーパーフェミニニティを提案しています。
既に退任が発表されている、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシ (Riccardo Tisci)氏らしさが注ぎ込まれたコレクションは、「バーバリー」の歴史に残る内容に仕上がっています。
