ロンドン発のファッションブランド「COS(コス)」は2026年3月25日、韓国・ソウルでランウェイショーを開催し、2026年春夏コレクションを発表しました。ショーで発表された一部アイテムは、COSの店舗と公式オンラインストアで発売中です。
これまで春夏はローマやアテネといった欧州都市、秋冬はニューヨーク・ファッション・ウィークでの発表を続けてきた同ブランドにとって、アジアでのショー開催は今回が初。ソウルという都市を舞台に、よりシネマティックな表現が選ばれました。
スレートグレーやブラウン、クリーム、ホワイトを基調とした穏やかなカラーパレットで構成され、統一感のあるスタイリングを披露。ブルーやオックスブラッドレッドのアクセントが加わることで、コレクションに奥行きと豊かさがもたらされています。
素材表現に深みを増しました。レザーやテクニカル素材はほのかな光沢を帯び、ドレープや立体的なフォルムを強調。紙のようなテクスチャーや、リネンのメランジによる奥行きのある素材や優しげなシアー素材も使われています。
ウィメンズでは、1990年代のミニマリズムに通じる、削ぎ落とされたシルエットが際立ちます。シアーなリブニットや流れるようなドレープが柔らかさを添える一方で、力強いショルダーが1980年代のパワードレッシングをさりげなく薫らせます。ブランドのシグネチャーであるテーラリングは、流動的な素材使いによって再解釈されました。
メンズでは、日常着を新たな視点で再構築。リラックスしたテーラリングとスリムなシルエットが共存し、ミニマルなユーティリティ要素が機能美として表現されています。トーン・オン・トーンのスタイリングやスエード素材の採用により、静かで確かなラグジュアリーが漂うコレクションに仕上がっています。
しなやかなレザーのフラットシューズや建築的なヒール、素材の調和を意識したバッグなど、アクセサリーにもブランドらしい美意識が宿っています。
COSならではの静かな強さと洗練が際立ちまる。アジア初開催となった今回のショーは、ブランドの新たなステージの幕開けを予感させます。
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