「Stella McCartney(ステラ マッカートニー)」はパリ・ファッションウイーク期間中の2026年3月、2026-27年秋冬コレクションを発表しました。
会場には馬が登場し、人と動物のつながりを象徴する演出が施されました。ブランドが掲げてきた動物愛護の思想ともリンクする舞台設定です。
スタイリングの軸となったのは、マスキュリンとフェミニンを行き来する二面性。サヴィル・ロウの伝統を思わせる端正なテーラードジャケットが登場。柔らかなレースやランジェリーライクな素材を組み合わせ、構築的なシルエットとセンシュアルなニュアンスを共存させています。
ニットはフィッシャーマンリブをベースに、パッド入りステッチやインターシャで立体感を強調。チャンキーな質感のセーターと、コンパクトなリブドレスやクロップドポロシャツのセットアップが並び、温かみのあるテクスチャーと身体に沿うラインの対比が際立っています。
デニムには100%リサイクル素材を採用。カーゴポケットやジップディテールでアクティブな印象に。ジャージー素材のポロシャツやグラフィックトップスを合わせ、80年代のスポーツウェアのムードを取り入れたカジュアルスタイルも提案されました。「My Dad Is A Rockstar」と書かれたスローガンタンクなど、遊び心あるアイテムもアクセントになっています。
コレクションの93%が環境に配慮した素材で構成されています。サステナビリティを背景にしながらも、しっかりとファッションとしての魅力を成立させている点に、ブランドの強さと時代をリードする姿勢を感じました。













