「EZUMi（エズミ）」は2024-25年秋冬コレクションを2024年2月に発表しました。
「スタンダードとは何か?」という江角泰俊デザイナーが考える疑問から生まれそこから深掘りされていきました。DadaismやPost Modernismのような、現代の基準に対する反論で、シルエットを伝統的なものから逸脱させ、変容させることで、ポストモダニズムのディストーションとダダイズムの反芸術が表現されました。
フォームを分断し、コラージュのように断片的なデザインを通じてエレガントな混沌を表しています。カジュアルなアウターにはペプラムのシルエットが施され、新しいタイプにシフト。幅広いシーンに着ていけるような、モダンの次にある「Post Standard」へと導きました。
テーラードからミリタリーまで幅広く、現代女性に合うシルエットに昇華。ボリューム感がたっぷりなのに、フェミニンなペプラムでコントラスト美が生まれました。
優しさと強さの両方を併せ持つスタンダードのその先を見据えたクリエーションは、現代的な女性像に寄り添うかのようです。
