「MIZEN(ミゼン)」、2027年春夏コレクションを発表 38cmの反物から広がる動的な造形

「MIZEN(ミゼン)」、2027年春夏コレクションを発表

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「MIZEN(ミゼン)」、2027年春夏コレクションを発表

「MIZEN(ミゼン)」、2027年春夏コレクションを発表

 

「MIZEN(ミゼン)」が、2027年春夏コレクションのショーを2026年9月3日に開催しました。

テーマは「WHAT 38CM TELLS(38cmで伝えること)」。着物の反物に共通する約38cmという生地幅に着目。一般的な洋服地よりも幅が狭い反物を制約として捉えるのではなく、その特徴を起点にパターンを組み立て、新たな構造やシルエットを探ります。

細長い反物の形を生かしながら、身体に沿わせたり、斜めに走らせたり、巻き付けたりすることで立体的なフォルムを生み出しました。直線的な布と身体の曲線が交わることで、着物とは異なる現代的な表情を引き出しています。

背中に斜めのカッティングを入れた「SLASH」、水平のカットから構成する「HORIZON」、たすきがけから発想した「SASH」という3つの構造を提示。1本の反物が身体を包み、離れ、再び身体へと戻っていくような構造を通して、38cm幅の布から洋服が形づくられていく過程を見せました。

着物由来の素材を使いながらも、モダンなスタイルを提案。布を斜めに走らせたトップスや、身体を包み込むようなドレスなど、反物の直線性を生かしながら、動きのあるシルエットへと変化させています。

染めや織り、絞りなど、日本各地の職人が培ってきた技もデザインに生かしました。テキスタイルそのものの表情を引き出し、布の質感や柄、光沢が装いの存在感を高めています。

布を無駄なく生かす日本の着物の知恵や職人の手仕事を、今のファッションへ取り入れる試みです。38cmという限られた幅を逆手に取り、実験的な服へと変えるアプローチが伝統の再構成やモダナイズの新たな可能性を示しました。

 

 
MIZEN

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