千葉・勝浦で、温泉、酒蔵、農家レストランを堪能

先週、千葉・勝浦にプチ夏休みでリフレッシュしに行ってきました。東京駅から特急で２時間弱とさくっと行きやすいのも魅力です。

1867年（慶応３年）創業という東灘（あずまなだ）醸造さんの酒蔵へ行き、中を見学させてもらいました。お酒ができるまでの工程を丁寧の教えてくださるのを聞きながら、醸造用タンクを目の前にして、こうやってできるんだと納得しました。貴重な体験ができました。ありがとうございました。全国新酒鑑評会でも金賞を受賞されたおいしい東灘さんの生酒をたくさん飲み比べさせてもらえて、気に入った１本を自宅用に買って帰りました。東京ではGINZA SIXの地下でも取り扱っているそうだからチェックしたいと思います。

今回、滞在したのは緑水亭勝浦別館「翠海（すいか）」。2016年にオープンしたばかりのリノベーション温泉宿です。南国リゾートを思わせる南房総「ミレーニア勝浦」の別荘地の高台にある、和モダンテイストの宿。全部で15部屋しかないので、プライベート感もたっぷり。部屋は広くて、半露天風呂、テラスが付いています。海の幸をふんだんに盛り込んだ食事は手が込んでいて、味も申し分なし。スタッフさんのサービスも丁寧できめ細やか。これだけクオリティが高いのに、驚くべきコスパで感激。本当におすすめの宿です。

農家レストランにも行ってきました。翌日は御宿町へ移動して、農家レストラン「愚為庵(ぐいあん)」へ。築200年という日本の文化遺産と言えそうな茅葺きの一軒家でタイムスリップ気分を味わえます。旬の食材を使った、京都のおばんざいにヒントを得た「雅流懐石」料理をいただきました。アワビや魚、野菜など、何十種類もの食材を頂くという贅沢。地場の野菜は格別の味わいでした。畳敷きの広々としたお部屋には、昔ながらの建物の構造上、エアコンが設置できないため、扇風機のみなのですが、この猛暑にも関わらず、涼しく過ごせるのも農家建築のおかげなのでしょう。日本の伝統のすばらしさを、食と住を通して満喫できました。