フィンランドを代表するデザインハウス「marimekko（マリメッコ）」の展覧会「マリメッコ展」に行ってきました（2月12日まで東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催）。ブランドの60年にわたる歴史をたどった国内初の大規模な展覧会です。貴重なヴィンテージドレスやファブリック、デザイナー自筆スケッチなどが集められています。ジャクリーン・ケネディが購入したドレスもありました。彼女が着たことから、マリメッコは一躍、世界的に有名になりました。日本人デザイナーを含め、優れたデザイナーの仕事ぶりが紹介されていて、代名詞的な「ウニッコ（けしの花）」をはじめ、マリメッコの有名な柄がどうやって生まれたかも知ることができます。ヴィンテージやストライプ柄やポジティブカラーなどは2017年春夏のファッショントレンドとも重なっていて、その意味からも見応えがありました。今でこそライフスタイル志向のデザインやブランドが人気を集めていますが、最初からその視点を持っていたうえ、目先の流行を追わず、ユニセックスでも時代を先取りしていたマリメッコ。そのタイムレスな世界に触れることができ、素敵な時間を過ごせました。
マリメッコ展
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_marimekko/
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