「感じる服 考える服 東京ファッションの現在形」

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少し前の事ですが、「感じる服 考える服 東京ファッションの現在形」
展覧会へ行ってきました@東京オペラシティ アートギャラリー。

見せ方も手法もそれぞれ異なる国内10組のデザイナーが
ファッションデザインの可能性を探る、
アート志向のファッション展覧会です。

「mina perhonen(ミナペルホネン)」は、1着の服にどれぐらい
多くの時間と技術、そして人の感情が集積されているかを、
人との出会いやストーリーで語りかけています。

お得意の無縫製ニットで編み上げた
インスタレーションを展示した「SOMARTA(ソマルタ)」や、
無地の美を示すインスタレーションを披露した「matohu(まとふ)」。
ゴミになってしまった紙をシュレッダーにかけて
服に再構築した「mintdesigns(ミントデザインズ)」。

身長や袖丈における長さや短さ、
バストやウエストにおける太さや細さなどを
極太や極細の服で表現した「ANREALAGE(アンリアレイジ)」。

バーコードリーダーで商品タグを読み取ると音が鳴り、
さまざまな音色の組み合わせで、お店全体が一つの
楽器になる不思議なショップを構えた
「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」。

機織り機と動物剥製を組み合わせて
シニカルな現代アートとして見せた
「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」。

四畳半の「和室」で「洋服」を描くという
プレゼンテーションの「keisuke kanda(ケイスケカンダ)。

古着のジャケットやパンツを解体して貼り合わせたオブジェや、
レザーを張り込んだ実物大の馬や牛のインスタレーションを発表した
「SASQUATCHfabrix.(サスクワァッチファブリックス)」。

チェーンで吊り下げられたゴス系ファッションの
「h. NAOTO(エイチナオト)」。

会場内はそこらじゅうに頭の高さの梁が走っていて
ぶつかりはしまいかと気になって集中できなかったのですが、
それぞれ違った視点からのアプローチが、
東京らしいミックスカルチャーのありようを
主張しているかのようで、興味深い展覧会でした[E:happy01][E:shine]。

2011年12月25日まで開催中ですので、お見逃しなく[E:sign03]

感じる服 考える服 東京ファッションの現在形
http://www.operacity.jp/ag/exh135/

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http://blogs.glam.jp/riemiyata/

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