「OVERCOAT(オーバーコート)」はニューヨーク・ファッションウィークで2024-25年秋冬コレクションを発表しました。
NYにおける日常生活の中で出会ったフォルムやシェイプを解体しパターンへと落とし込みました。正円やむいたリンゴの皮などのシンプルなドローイングからインスピレーションを得て、キューブやチューブといった形に変容させています。
服の構造に挑戦する「ART PIECES」のコレクションは、伝統的で画一的なテーラードのルールに挑んでいます。ファッションは体験型アートでもあると考える大丸は、洗練されたエレガンスと素朴で無骨な生地をかけ合わせ、巧妙なパターンワークによって、完成されたピースへと昇華させました。
「READY-TO-WEAR」のコレクションはART PIECESのコンセプトを基に、より実用性とOVERCOATらしさを融合しています。肩のプリーツや、スリーブからフードまで一体となった構造などブランド独特のパターンワークを取り入れ、多様な素材と色彩で展開しています。
「究極にシンプルなパターンには、無限の選択肢と可能性を感じる」と、大丸隆平氏は語ります。抜群の着心地と自在の使い勝手でファンの多い「OVERCOAT」らしいコレクションに仕上がりました。
OVERCOAT
https://overcoatnyc.com/