「grounds(グラウンズ)」は2026年3月5日、パリで2026年秋冬コレクションを発表しました。
コレクションテーマは「Outline of Repetition(反復の輪郭)」。繰り返される日常の中で、人が少しずつ輪郭を失いながらも生き続けていく姿を見つめたコレクションです。
デザインの起点となったのは、人間の根源的な行為である「歩くこと」です。一歩の感覚が変われば身体のバランスが変わり、その小さな変化が進む方向さえもわずかに変えていく――。
「grounds」は足元から生まれる身体感覚の変化に着目しながら、ブランドならではの独創的なシルエットと造形美を通して、人と身体、そして日常との関係性を再考するコレクションを提案しました。
ジャケットやシャツは袖をあえてずるりと長めに設定し、ネクタイは無造作に垂らして着用。反復する日常の中で少しずつ輪郭が曖昧になっていく感覚を、着こなしにも反映させています。
レッグウォーマーやソックスを重ねた足元のレイヤードも印象的。ボリューム感のあるフットウェアとの組み合わせによって足元に奥行きを生み出し、「歩く」という行為への意識をより強く引き寄せました。
レイヤードやドレープによって生まれる揺らぎがコレクションテーマを視覚的に表現しました。足元にはブランドを象徴する立体的なソールのフットウェアを合わせ、歩行によって変化する身体感覚を強調。静かな緊張感と脱力感が共存するスタイリングを生み出しました。













