「東京イーストサイド」と呼ばれ、おしゃれやショップやカフェが相次いで誕生している清澄白河エリア（江東区）に、カレーを主役に据えた、スパイス・カフェ「Spoon（スプーン）」が2022年２月27日（日）にオープンします。
散歩が楽しい清澄白河エリアにたたずむ、一軒家タイプの建物です。天井が高く、開放感のある構造。もともとは木材倉庫だったそうです。かつてのエレベーターだった場所にはクラシックな鉄製ゲートが残されています。フロアの中央部には暖炉が置かれていて、火を囲んでの食事が味わえます。
席間にゆとりのあるゆったりしたしつらえで、安心して食事を楽しめそうです。場所は東京メトロの清澄白河駅から木場公園方面へ向かって歩いて数分ほどの落ち着いた地区です。
店名の由来は「スプーン一杯の幸せ」に心を込めて」という思いから。カレーを食べるスプーンを自分で選べるというもてなしにも心を動かされます。店内はテーブル席のほか、カウンターが６席、テラス席もあり、晴れた日はテラスが楽しそうです。テラス席はペット同伴OKです。
えくぼカレー
カレーブームが続いています。印度風、欧風、スパイスカレーなど、種類は様々ですが、「スプーン」が提案するのは、欧風カレー、スパイスカレーの技術を重ね合わせた「第３のカレー」。欧風カレーの技術を使って、多彩なスパイスの味わいを持つスパイスカレーを作りました。25種類以上のスパイスを配合したオリジナルのカレールゥが魅力です。
カレーのメニューは基本の５種類が「えくぼカレー」「幻のフルーツカレー」「スパイスカレー」「牛すじカレー」「グリーンカレー」となっています。「えくぼカレー」は三元豚の挽肉を使ったキーマカレー。洋風おでんのだしを使っています。
フルーツカレー
スパイスカレー
牛すじカレー
グリーンカレー
「幻のフルーツカレー」はリンゴ、バナナ、パイナップル、マンゴーなど様々なフルーツを丁寧に裏ごししています。「スパイスカレー」はフルーツカレーをベースに、クミンやコリアンダー、カルダモンなど合計28種類のスパイスをミックス。「牛すじカレー」は丁寧に煮込んだ牛すじがとろけます。「グリーンカレー」はココナッツやブイヨンでマイルドな味わいに仕上がっています。
生カレー
「生カレー」のテイクアウトもこちらの売り物です。出来たてのカレーをすぐに真空パックすることにより、レトルトでは味わえないフレッシュな味わいを生かせるようです。主力の５種類すべてが用意されています。さらに３種類程度のカレーもラインアップされるようです。テイクアウト専用カウンターを設けてあるので、スムーズに購入できます。
カレー以外のメニューも豊富です。スープ、サラダ、スキレットオムレツ、とろとろ豚角煮など、カレーのサイドメニューやお酒のつまみに向いた料理が充実。軽食類も「生ハム＆チーズ盛合わせ」「オリーブ」「ミックスナッツ」などがそろっています。メインディッシュでは「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」「スモークサーモンとディル」「大山鶏のグリル」などをラインアップ。デザートは「アップルパイ」「ガトーショコラ」「パンナコッタ」があり、じっくり腰を落ち着けたくなります。
銀座の会員制「BARえくぼ」と、その横にある「創作和食 別亭えくぼ」を運営している株式会社Dimpleが企画しました。オープンに先立つクラウドファンディングでは「生カレー」が広く支持を得たそうです。
居心地のよい店内は、カレーやサイドメニューをつまみにしっとりとお酒を楽しむのにもよさそう。アルコールメニューの品ぞろえがしっかりしているのは、銀座のバーから始まったお店ならでは。とりわけ、カクテルメニューが多彩。カレーとマリアージュしやすい、各種スパイスを取り入れたオリジナルカクテルがいろいろと用意されています。
東京都現代美術館から歩いて５分、木場公園からも３分という、休日をアートや緑と共に過ごすにはピッタリのロケーション。「カフェの聖地」と呼ばれる清澄白河でのカフェ巡りのお食事スポットにもうってつけ。バーとしても魅力的だから、カレーショプ、カフェ、バーなど、多彩に使いやすいスポットとして人気が集まりそうです。
・店舗情報
スパイス・カフェ「Spoon（スプーン）」
住所 東京都江東区平野2-13-3 アズマビル１階
営業時間 11:30～22:00（LO 21:00）
定休日 月曜（祝日の際は営業）
TEL 03-5809-8855
www.spoon-kiyosumi.com
