「LOEWE（ロエベ）」は2019-20年秋冬メンズコレクションを紹介するにあたり、新進気鋭の写真家、タイラー・ミッチェル氏とコラボレーションします。ハードカバーのルックブック「PUBLICATION」は限定のコレクタブルブックです。
ミッチェル氏は2018年９月の米国版『Vogue』誌の表紙向けに歌手・ビヨンセを撮影したことでも知られます。ハードカバーのルックブックでは、ベンジャミン・ブルーノ氏が若手モデルらのスタイリングを担当。進化を続けるロエベのメンズコレクションの特徴である、遊び心のあふれる男らしさを新たなステージへと押し上げています。
パリのランウェイでお披露目された、今回のメンズコレクションの撮影は、スペインの世界遺産、トレドにあるPiedra del Rey Moro（「ムーア人の王の岩」の意）とサンタ・クルス美術館という歴史的場所が舞台になりました。社会的・建築的・歴史的多様性の集合体である、このユニークな都市は、メンズコレクションとルックブックのコンセプトが持つ複雑な理想像を反映しています。
キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒が共存してきたトレドの多様性は、現代のモードに求められている深みに通じるところがあります。ジョナサン・アンダーソン氏がさらに押し広げるファッション表現は、このルックブックからも感じ取れそうです。
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