「YOKE(ヨーク)」は「FASHION PRIZE OF TOKYO 2026」受賞ブランドとしてRakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/Wに先駆け2026年3月15日に2026-27年秋冬コレクションのランウェイショーを開催しました。
2026年1月にブランド初となるパリ・メンズファッションウィークでのランウェイショーを開催しました(https://riemiyata.com/runway-collection/88951/)。
今回の東京でのランウェイは、そのパリで発表したコレクションをベースに構成されています。パリではメンズモデルのみで披露されましたが、東京では新たな視点を加え、女性の身体に寄り添うシルエットを追求。メンズとウィメンズがグラデーションのようにつながるような演出となりました。
インスピレーション源はシュルレアリスムの芸術家であるジャン・アルプです。有機的な曲線や偶然性から生まれるフォルムを解釈し、現代の心地よい日常着へと落とし込んでいます。
デザインでは直線を極力排し、自然に生まれたような膨らみや曲線を追求。規則から少し外したカッティングや、わずかにずらしたボタン位置などが偶然性の美しさを引き出しています。レイヤードはしなやかなカーブを描きました。大胆なスカートのスリットやヒール靴が大人女性の余裕を漂わせました。
素材にはウールやコットン、レザーなど自然素材を採用。石のグレー、土のブラウン、砂のベージュ、葉のグリーン、空のブルーといった自然界を思わせる落ち着いたカラートーンが印象的です。
アートの思想を日常着へと落とし込む試みは、YOKEらしい静かな知性を感じさせます。造形の実験性とリアルクローズのバランスが絶妙なコレクションでした。













