「Salvatore Ferragamo（サルヴァトーレ フェラガモ）」は2020-21年秋冬コレクションのビジュアルキャンペーンを発表しました。シューズ、バッグ、アイウェア、ベルトなどの主要なアクセサリーピースは、目がその対象物を探すよう、前景の対象的な位置で、あえてフォーカスしないという手法で撮影されました。
これらのアクセサリーは、コレクションのフルルックを着たマリアカルラ・ボスコーノ、マリック・ボディアン、ルカ・ラメールの3人のモデルのポートレートの向かいに配置。ここでも前景と背景がプレイフルに表現され、影とデフォーカスした色の形状の両方がイメージに影響を与え、魅力を増しています。
3人の主人公が表現する人間的なダイナミズムは、身に纏う衣装により増幅され、今シーズンのコレクションに視覚的な奥深さを与えました。この一連のビジュアルは縦並びで組まれており、その中で従来通り、前景と背景が呼応するように映し出され、コレクションの緻密さと幅の広さ、という両側面を表現。
クリエイティブ ディレクターのポール・アンドリュー氏は「この広告キャンペーンは、表層と奥行の絶妙な関係で生み出されており、背景に対し前景が作用することで、視覚を刺激し、美の追求がなされていいます」と説明しています。
見る人の目を刺激し、心を揺さぶるビジュアルは、新コレクションの魅力を存分に伝えています。ビジュアルクリエイティブの価値が一段と重視される中、極めて衣装的で、説得力に富むキャンペーンに仕上がりました。
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